FC1500-Quantum
連続発振型レーザー数台とそれらの出力光周波数を高度に安定化する光周波数コムが一体化したシステム
Specifications
機能と利点:
- ラックマウント型超低雑音光周波数コム
- ラックマウント型サブヘルツ帯域共振器安定化レーザー
- ラックマウント型スペクトル拡張ユニット、連続発振型レーザー、波長計、ロッキングエレクトロニクス
- 全てのサブシステムを自動集中制御
- 複数の連続発振型レーザー、周波数コムを基準、お客様の用途にご対応
- MOGLabsのキャットアイECDL; M Squaredのチタンサファイアレーザーなどご要望に応じてご対応
ストロンチウム格子時計の応用例:
- ストロンチウム格子時計システムは、時計遷移用の全てのレーザー、光格子レーザー、冷却、リポンピングユニットで構成されています: 461 nm, 679 nm, 2x 689 nm, 698 nm, 707 nm, 813 nm
- 1542 nmから698 nmの時計遷移まで1秒間に10-18の安定性レベルでスペクトル純度特性を転送
- mWレベルからWレベルまでの連続発振型レーザーの出力 (例: 813 nmの光格子用レーザー)
- 光周波数基準システムの安定性は、オプションの結晶ミラーコーティングにより1秒間で<7 x 10-16まで向上(ご要望に応じてULE補償リング付き石英ミラー、または通常のULEミラー)
- お客様の原子干渉または高調波基準に対する共振器のディドリフティング
Description
光(格子)時計や量子シュミレーション、量子コンピュータなど、冷却原子や冷却イオンを用いた実験に対応する当社のレーザーシステムはラックマウント型のソルーションです。FC1500-Quantumシステムは、サブヘルツの線幅を持つ共振器安定化レーザー、可視領域および赤外領域の光周波数コム、およびカスタマイズ可能な複数の連続発振型レーザーで構成されています。狭線幅と出力波長全域に渡る安定性は連続発振型レーザーに維持され、冷却、リポンピング、時計遷移など必要な全ての電子遷移においてコムにロックされます。
698 nm のストロンチウム原子のHz線幅遷移に基づくストロンチウム格子時計では、冷却、再励起、格子レーザーとして最大7台の赤色レーザーが必要です。FC1500-Quantumは、これらすべてを3つの19インチラックに格納し、光ファイバーで物理パッケージとすぐに接続することが可能です。
698 nmの重要な時計遷移については、最高10-18レベルでのスペクトル純度の転送が含まれています。連続発振型レーザー光源のパートナーはM Squared lasersとMOGLabsです。ご要望に応じて他のメーカーの連続発振型レーザーも統合いたします。ご用途に最適なレーザーをお選びください。
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Dr. Benjamin Sprenger
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Data sheets
Ordering information
- Product Code
- FC1500-Quantum
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